ハイブランドの中でも存在感を放つエルメスの商品の中でも、バーキンは資産価値のあるバッグとして広く知られています。
高級品であるにも関わらず、世界中にファンがおり、新品・中古問わず入手が困難なバーキンは、買取店やリサイクルショップが探し回っている一品であり、他のブランドバッグとは比べ物にならない高値で取り引きされています。
ちょっとしたポイントを押さえれば、より高値での買い取りも可能であるため、今回は、バーキン売却の際のポイントを踏まえ、おすすめの買取店を紹介します。
バーキンは定価と買取相場が上がっている
バーキンは5年に一度のペースで価格が上がる
エルメス正規店では、5年に一度のペースを基本に料金が改定されており、その額はおおよそ5万円上昇しています。
なかでも定番人気のバーキン30は、現在130万円程で販売されています。
新品や、新品同様の状態を保っているバーキンであれば、定価かそれ以上で売れることもありますが、一般中古のものは、売買で利益を出すのが難しくなりつつあるようです。
定価以上で買い取りも可能なバーキン
入手困難なバーキンは、定価以上での買い取りも珍しくありません。
しかし、海外為替の状況によって買取相場も変動するのがバーキンの難しいところです。
また、中古市場における売れ行きも買取価格に影響を与えます。
例えば、中国人の爆買いブームが起きた2015年頃はバーキンの買取相場が高騰しました。
偽物を販売しないという信頼から、多くのバーキンが購入されたようです。
2015年のピーク時は180万円程での買取でした。まあ、、これは本当に異常な金額でした笑当時の定価130万円で購入したバーキンが180万円で売れる。そして我々は200~210万円で販売する。(引用元:ブランドピース公式ブログ)
このように、海外為替や日本における中古市場の状況によって買取価格が変動しますが、「新品未使用」と「限定モデル」は買取相場は安定しており、依然として定価以上の買い取りを実施している買取店も多くあります。
普段使いできるカラーとサイズを組み合わせたバーキンが人気
さまざまなアイテムには、とりわけ人気色や需要のあるサイズがあり、エルメスのバーキンも例外ではありません。
バーキンは、カラーとサイズの違いはもちろん、素材や金具の組み合わせによってバリエーションが豊富で、同じ時期に作られたバーキンや定価が同じバーキンであっても買取価格に差が生まれます。
そこで定番人気のバーキンを以下にまとめました。
買取店が高値を付けるバーキンの特徴
サイズ |
・バーキン25 ・バーキン30 |
---|---|
カラー |
・エトゥープ ・グリアスファルト ・エタン ・トゥルティエール ・グレートレンチ |
素材 |
・ヴォーエプソン ・ヴォースイフト ・トゴ ・トリヨンクレマンス |
バーキンはサイズが大きくなるほど定価が高く設定されており、これはどのブランドのバッグでも同じです。
しかし、買取店での買取査定においては、サイズの小さいものの方が高値で付けられます。
カラーに関しては、人気のブラック・グレー系とその他カラーの買取価格に20万円以上の開きがあるケースもあります。
バーキンの買取価格は、定価よりも人気で決まると言っても過言ではありません。
古いものでも高く売れる
エルメスのバーキンは、年代物であってもヴィンテージ品として価値は付きません。
ただ、先にも記した通り、定価が上昇し、中古市場の需要が年々高まっていることから、使い古したものであっても価値は落ちにくく数十万円で買い取ってもらえます。
製造刻印で年式を確認できる
エルメスは、バーキンを含めた全ての製品に「製造刻印」と「シリアルナンバー」が型押しされており、製造された年やアトリエを簡単に調べることが可能です。
製造された年が近いほど、より高値が付けられます。
オーダー品はより高額で売れる!ただしイニシャルは減額対象
一部の顧客は、エルメスにバーキンの好みの仕様をオーダーすることも可能です。
「パーソナルオーダー」と呼ばれるオーダー物のバーキンには、「馬蹄のマーク」が型押しされており、非常に貴重なもののため、通常のバーキン以上の買取価格が提示されます。
一方、既製品にイニシャルが入れられている場合は、買取査定において減額となる点に注意してください。
バーキンを少しでも高く売るためのポイント
バーキンは、買取査定において数十万円以上の金額が提示される高額なアイテムです。
その分、ほんの少しのポイントが大幅な減額に繋がります。
ここでは、買取店において高値で買い取ってもらうためのポイントを見ていきましょう。
付属品は必ず揃える
バーキンは資産価値があり、コレクターも世界中にいます。
そのため、その他ハイブランドのバッグよりも付属品の有無は査定の大きなポイントです。
特に注意してほしいのが、新品、もしくは新品同様のバーキンを売却する方です。
通常の買取査定であれば「新品」として評価が付けられるバーキンであっても、付属品が無ければ「一般中古」としての評価が付けられることがほとんどであり、新品バーキンの買取相場よりも大幅な減額となります。
新品を売却する際は金具のシールの有無も大切
新品のバーキンには、バッグ正面の金具と底鋲に透明なビニール製の保護シールは貼られており、新品であることを証明しています。
保護シールが剥がれかけていても、剥がさずに査定に出してください。
日常的に使っていたバーキンであっても同様であり、保護シールは、そのままの状態で買取査定に出すことをおすすめします。
付属品でもっとも重要なのがカデナとクロシェット
「クロシェット」と「カデナ(鍵2本)」は、バーキンの付属品の中でもっとも買取金額に影響を与えるアイテムです。

中古市場においても数万円~10万円以下を相場に取引されています。
買取査定時にクロシェットとカデナが無い場合、買取店にとってもリスクがあるため、大幅な減額となる可能性もあります。
細かなキズや色剥げもチェック
バーキンは、普段使いで発生しやすいスレやキズ、色剥げも減額対象であり、状態により、数千円~数万円も減額されてしまいます。
状態の判断基準としてウエイトを占めるのが角と側面です。
角と側面は、ぶつけたり擦れたりして摩耗しやすい部分であり、あまり使用していないバッグであってもキズが付いていることがあります。
角や側面のように、使用感が出やすいのが持ち手部分です。
持ち手部分は、ユーザーが頻繁に触る部位なので、大幅な減額にはなりません。
しかし、黒ずみやコバの剥がれがある場合は要注意であり、ツイリースカーフなどで持ち手部分を保護してあげるのがおすすめです。
バーキンに関連した小物類とまとめて査定に出す
バーキンには、ツイリースカーフをはじめとする関連小物も販売されています。
エルメスのものであれば、小物類でもそうれなりの金額が提示されるほか、セット売りであれば、より高値が付きやすいです。
バーキンの買い取りにおすすめの買取店
バーキンは、状態の良し悪しに加え、買取店の在庫状況や客数、客層など、さまざまな要因によって買取価格が変わるため、複数の買取店での査定は必須です。
中でもおすすめなのが、エルメスの買取実績が多い専門店です。
ここからは、エルメスを高価買取してもらいやすい買取店を紹介します。
ファーストクラス

ファーストクラスは、出張買取と宅配買取を専門にしているおすすめの買取店です。
エルメスのバーキンをはじめとする、ハイブランドの高額商品の買い取りに力を入れており、ホームページに掲載されている買取実績からも分かるように、業界トップクラスの買取価格を提示しています。
査定員が自宅まで訪問してくれる出張買取なら、その場で現金を渡されるので、すぐに現金を受け取りたい方はこちらがおすすめです。
ファーストクラスでは、電話で事前に大まかな買取金額を教えてくれるサービスも好評です。
コメ兵

全国展開している買取業界大手のコメ兵は、店頭買取・出張買取・宅配買取に対応しているおすすめの買取店です。
豊富な買取実績と販売実績があり、そのデータを社内で共有しています。
店舗によって買取価格が大幅に変わる心配が無いので気軽に利用できます。
総合リサイクルショップとして、多くのジャンルを適正価格で買い取っているのも魅力のひとつで、バーキンをはじめ、自宅の不用品をまとめて売却したい方におすすめの買取店です。
まとめ
今回は、エルメスのバーキンを売却する際のポイントと合わせて、おすすめの買取店を2店舗紹介しました。
使い古していても数十万円の値が付けられる価値の高いバーキンは、新品や限定品であれば100万円以上での売却も夢ではありません。
バーキンを売却する際は、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてください。