数あるブランドの中でもステータスが高いエルメスですが、高級ブランドとして確立され、新品・中古を問わず需要があることから、買取価格に高値が付きやすいブランドです。
使用頻度が高かったものでも買い取りしてもらうなら高値が付いた方が嬉しいのではないでしょうか?
今回は、エルメスを買い取ってもらう際に知っておきたいポイントを紹介します。
エルメス買取で高値が付くものと安くなるもの
人気の高いエルメスバッグは買い取りでプレミア価格が付くことも
エルメスのバッグは、中古市場において最も需要が高いアイテムのひとつです。
ファッショントレンドを取り入れた最新モデルはもちろん、デザインが古い物であっても、エルメスというブランド価値があるため、買取価格は落ちにくい傾向があります。
なかでも人気のレザー製のバッグは、中古でも高い金額で取引されています。
◆バーキンやケリーは定価以上の価値が付くケースもある
エルメスを代表するバッグと言えば、『バーキン』と『ケリー』です。
世代を問わずファンが多い、入手困難なバッグとして知られており、中古市場で定価以上の価格が付けられていることも珍しくありません。
状態が良ければ100万円前後での買い取りが成立するケースも多く見られます。
◆定番モデルのバッグも高値買取が基本
エルメスの定番とされる以下のモデルも買取相場が高い傾向にあります。
- ボリード
- コンスタンス
- ピコタンロック
- リンディ
バーキンやケリーのように定価以上での買い取りは難しいですが、状態やモデルによっては100万円に近い買取価格を提示してくれるショップもあります。
財布や衣類は新品同様でなければ買取価格が低くなる
バッグ同様、高い需要のある財布ですが、使用感があると大幅に買取価格が低くなります。
衣類に関しては需要が低いため、新品同様であっても買取価格が高くなることは稀です。
エルメスの買取相場を左右する3つのポイント
エルメスは同じモデルであっても、素材やカラーバリエーションが豊富です。
僅かな違いであっても人気に差が生じ、買取価格にも大きく影響するため、人気の素材とカラーは、モデルを問わず共通しているので把握しておくことをおすすめします。
傷が付きにくい素材は買取相場が高い
現在エルメスで扱われている定番素材は以下になります。
- ヴォーエプソン
- ヴォースイフト
- トリヨンクレマンス
- トゴ
定番素材を使用したものは、新品同様の状態であれば買取相場に大きな違いはないものの、
傷が付きにくい「ヴォーエプソン」と「トゴ」は、他の素材と比べてキレイな状態を維持しやすく、買取金額が高くなる可能性が高いとされています。
人気カラーは2色
多くのカラーバリエーションがあるエルメスにおいて、「ブラック(ノアール)」「エトゥープ」の2色は別格で、人気モデルともなると新品であっても入手が困難です。
ブラックやエトゥープに次いで、以下のモノトーン系カラーも高い人気を維持しています。
- グリアスファルト
- エタン
- トゥルティエールグレー(旧グリトゥル・トゥリエール)
- グラファイト
- トレンチ
エルメスは、使用するシチュエーションが限定される派手なカラーよりも、普段使いできるカラーや上品なカラーに人気が集まります。
製造年も重要な要素
エルメスは、製造年を示す刻印があり、いつ頃製造されたものかをすぐに判別することが可能です。
限定モデルなどの例外を除き、基本的に買取価格が高くなるのは製造年が若いものとなっています。
◆製造刻印の見方
年式はアルファベット1文字で表されています。
まず、1694年~1970年までに製造したものは、『T』から『Z』までを用いて年毎に区別しています。
1971年から1996年までのものはアルファベットを〇で囲んでおり、それ以降~2014年までは□(四角)で囲う表記となっています。
2015年以降は、Sを除いたアルファベット単体での表記であり、2020年最新の刻印は「Y」で始まります。
エルメスを少しでも高く売るための方法
付属品を揃える
付属品の有無は、エルメスの査定に大きく影響します。
よって新品未使用品でも、付属品が揃っていない場合は中古扱いとなるので、買取査定の前に付属品が揃っていることを確認しましょう。
◆ショルダーストラップは不可欠
エルメスのバッグはショルダーストラップが付属しているモデルが多く、ショルダーストラップは単体の中古で10万円ほどで売られていることもあるように、それだけでも価値のあるものとして評価されています。
「ケリー」や「ボリード」といった高級モデルなら、ショルダーストラップの有無は数万円単位で買取価格が変わります。
ハンドバッグとしてしか使ったことがないとい方も少なくないと思いますが、どこにしまったか忘れてしまったという方は、見つけてから査定に出すこをおすすめします。
◆カデナの鍵の本数を確認
カデナとは、エルメスのバッグに付属する南京錠のことです。
飾りとしての役割が大きいため、実際にカデナを装着している人は少ないとされています。
カデナの付属品は鍵2本と、さらにはクロシェットという鍵入れが付属していることもあり、これらが揃わなければカデナが評価されません。
修理や磨きは正規店に依頼する
正規店以外でのメンテナンスは、大幅な減額の対象となります。
正規店によるメンテナンスは買取査定に影響を及ぼさないため、パーツの交換を伴う修理や磨きが必要な場合は、必ず正規店に依頼しましょう。
正規店にメンテナンスに行けない方は、現状の状態のままで査定に出した方が高値となるケースがほとんどです。
季節ものはシーズンイン前に売却
衣類をはじめ、季節感のあるアイテムはシーズンインの直前がピークです。
買取査定が変動しやすいので、まとめて買取査定をしたい場合であっても、季節物はタイミングを見て、必要があればタイミングをズラしましょう。
買取店を比較してみる
売却で多くの金銭を得るなら複数店での見積は必須です。
ホームページなどで買取相場を掲載しているショップが多いですが、実際の査定でかなり減額されてしまうケースも少なくありません。
買い取りしてもらうアイテムをお店に持っていき、買取価格を提示してもらうことで、高値で買い取ってくれるお店を見つけられます。
キャンペーンをチェックする
買取ショップは、ホームページでキャンペーンを実施しています。
エルメスのような需要のある高級ブランドは、「提示額からさらに買取金額を〇〇%アップする」といった期間限定キャンペーンもあるので、こうしたキャンペーンを見掛けたらまずは査定に出してみることをおすすめします。
まとめ買取査定に出すのも大切
複数のブランドアイテムを買い取ってもらいたい場合は、同じショップにまとめて査定に出すことで、買取価格の交渉がしやすかったり、単体では値段が付かないアイテムもしっかりと値段を付けてくれる可能性が高まることからおすすめです。
エルメスを売るのにおすすめの買取店
エルメスは数多くのアイテムがあり、買取ショップには精度の高い査定技術と深い知識が求められるため、買取ショップの知識よっても買取金額に大きな差があります。
新品同様のバーキンやケリーは、ファッションに興味が無い方でも知っている有名なモデルであり、高価にも関わらず、需要が非常に高いため、店ごとの買取金額に大きな差はありません。
しかし、その他のモデルでは、相場の変動や状態に関する正しい知識のあるショップでなければ、適正価格で買い取ってもらうことは難しいこともあります。
ここからは、エルメスに長けている買取店を2店舗紹介します。
ファーストクラス

ファーストクラスは、出張買取と宅配買取の専門店です。
持ち込む必要が無いため、気軽に買取査定に出すことができます。
エルメスのバーキンをはじめ、高価格帯のアイテムに力を入れており、実績も充分です。
電話などで売りたい品物の詳細な情報を伝えれば、査定前に目安の金額なども丁寧に教えてくれるオススメの買取店のひとつです。
コメ兵

コメ兵は、リサイクルショップのイメージを持っている人が多いですが、相場を見て高価買取をしてくれる優良ショップです。
全国展開しているショップでの店頭買取のほか、宅配や出張にも対応、幅広いジャンルを扱っており、販売・買取実績も豊富なことから安心です。
店頭販売できるようなキレイな状態のものは高値買取も期待できます。
まとめ
エルメスの買い取りは、相場を含めて多くの情報がネット上にあります。
買取有名店であれば、納得できる金額を提示してくれる可能性が高い代表的なブランドです。
持っていることがステータスであり、値段が落ちにくいエルメスをクローゼットに眠らせている方や、新しいものを購入する資金が欲しい方は、査定に出してみるだけでも価値があります。
使っていないエルメスを持っている方は、ぜひ買取査定を試してみてください。