この記事では、ネットにある「ウォーターサーバーはいらない」という意見をもとに、一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーの選び方を解説します。
市販のミネラルウォーター生産量が清涼飲料のカテゴリーで1位を獲得しました。
健康意識の高まりもあり、日常的に水を購入している方も多いかと思います。
水を購入するようになると、興味を持ち始めるのがウォーターサーバーではないでしょうか。
定期的に配達してくれるため、買い物に行く手間や労力を省くことができるほか、温水・冷水を必要な時に出水できるメリットも魅力のひとつと言えます。
しかし、支出が増えることから、一人暮らしには設置のハードルが高いのも事実です。

一人暮らしの方がウォーターサーバーはいらないと思う主な理由を徹底検証!|どんなウォーターサーバーがおすすめ?

一人暮らしの方でウォーターサーバーがいらないと考える方は、その理由として主に以下の5つを挙げるケースが多いです。
ウォーターサーバーがいらない理由
- 部屋のスペースを圧迫する
- 支出が増えてしまう
- 水が余ってしまいがち
- 家にあまりいない
- 水道水に不満が無い
ウォーターサーバーがいらない理由は人によって異なります。
しかし、一人暮らしの方は上記の理由からいらないという判断をしているようです。
それぞれの理由を、ネット上の声と合わせて検証していきます。
参考ウォーターサーバーはいらない?必要派VS不要派の意見まとめ
部屋のスペースを圧迫する

大きな家電であるウォーターサーバーを部屋に設置すると、スペースを圧迫します。
一人暮らしの方はワンルームに住まわれている方も多いため、ウォーターサーバーと水のストックのためのスペースを確保するのは大変です。
コンパクトな卓上型ウォーターサーバーがおすすめ!
部屋のスペース圧迫を理由にウォーターサーバーはいらないと考えている方には、卓上型のウォーターサーバーをおすすめします。
卓上型はしっかりとした台(棚やテーブルなど)とコンセントがあれば設置可能です。
床に設置しないため、お部屋のデッドスペースを利用できるほか、小容量ボトルを採用している機種なら一人暮らしでもマイペースに消費できます。
支出が増えてしまいそう・・・
ウォーターサーバーの水代が高いというイメージがあります。
一人暮らしの方は、支出を考慮してウォーターサーバーをいらないとする方も多いです。
しかし、実はウォーターサーバーの水と市販のミネラルウォーターは水代に大きな違いは無く、日常的に水を購入している方なら負担増を気にすることなく、導入しやすい良心的な価格で水を提供しているメーカーもあります。
RO水のウォーターサーバーならペットボトルの水と水代が変わらない
安いウォーターサーバーを見分けるポイントは「水の種類」です。ウォーターサーバーの水は天然水とRO水の2種類があります。
このうち、水代が安いのはRO水です。
RO水とは、ろ過システムによって不純物やミネラルを限界まで取り除き、H2Oのみの状態に限りなく近付けた水のことで、純水やピュアウォーターとも呼ばれています。

RO水にミネラルを加えたオリジナルの水を提供しているメーカーも多いです。
参考実はいらない?ウォーターサーバーが不要な人の4つのパターン
一人暮らしだと水を消費できなさそう
水の注文数によっては、一人暮らしでなくても水を余らせてしまいがちです。
小容量のボトルを提供しているメーカー、もしくは、注文ノルマを設けていないメーカーにすることで必要以上の水を購入してしまうことを回避できます。
以下は一人暮らしで使われる飲用水量の目安です。
一人暮らしの飲用水使用量の目安
・在宅時の飲用がメイン:12~15L
・飲用+料理にも使う:18~24L
・上記+外出時にも持ち歩く:30~42L
少容量ボトル、もしくは注文ノルマの無いメーカーなら一人暮らしでも水を余らせてしまう心配が無い
一般的なウォーターサーバーの水ボトル容量は12Lです。
小容量ボトルなら5~7L程度なので、例え注文ノルマがあっても消費しやすいと言えます。

ただし、小容量ボトルは1L当たりの水代が割高になる点に注意が必要です。
注文ノルマが無いメーカーと契約すれば、必要な時に都度購入できるため、大容量ボトルで契約すれば水交換の頻度を減らすことができます。
参考ウォーターサーバーは一人暮らしには絶対いらないと断言する?
家にいる時間が少ない
仕事などで家にあまりいない方はウォーターサーバーよりも市販の水の方がおすすめです。
特に一人暮らしの方は、ウォーターサーバーを契約しても水をあまり消費することは無く、メリットに見合わない支出が増えてしまいます。
参考ウォーターサーバーいらない理由は?いる人いらない人の違いを紹介
水道水に不満が無い
水道水に不満が無い方は多く、また、水道水は都道府県によって原水が異なるため、住んでいるエリアによってはおいしい水道水が飲める方もいます。
そういった方はウォーターサーバーはいらないと感じるようです。
水道水をより良くする水道直結型ウォーターサーバー
近年注目されているのが水道直結型ウォーターサーバーです。
これは浄水器とウォーターサーバーの機能を融合したもので、水道水を利用するため、本体のレンタル代のみで利用することができます。

常温のみの機種であれば電気代も掛からず、レンタル代も2,000円代から契約可能です。
おすすめ水道直結型ウォーターサーバー:ウォータースタンド

レンタル代 | 2,200円(税込) |
---|---|
サイズ | 幅130mm×奥行402.7mm×高308mm |
重量 | 3.3kg |
カラー | シルバー・ピンク・ミント |
出水機能 | 常温水のみ |
電気代 | 0円 |
初回設置費 | 9,900円(税込) |
ウォーターサーバーがいらない人・いる人の特徴

前項で紹介した口コミの内容からもわかるように、一人暮らしでウォーターサーバーがいらないという意見を持つ方の理由としては、やはり「一人なのでせっかくあるウォーターサーバーを活かしきれないし、邪魔であるということ」が主な意見としてあげられていました。
そこで一人暮らしで「ウォーターサーバーがいらないであろう人の特徴」と、「ウォーターサーバーを利用することをおすすめする人の特徴」を下記にて整理しました。

一人暮らしをしている方で、ウォーターサーバーを購入するかどうか迷っている方は自分におきかえながらチェックしてみることをおすすめします。
ウォーターサーバーがいらない人の特徴
「ウォーターサーバーがいらないであろう人」の特徴は下記の通りです。
いらない人の特徴
- 外出が多く、家にいる時間があまりない
- 家が狭く、すでに必要なもので溢れている
- お湯を使うことが日常にあまりない
- ボトルの交換や処理が面倒に感じる人
最近のウォーターサーバーは家庭用の大きなサーバー以外に、一人暮らし向けのコンパクトな卓上型タイプのサーバーを用意しているメーカーも多く、種類が豊富です。
とはいえ住んでいるお部屋の状況や水・お湯の活用頻度によっては、ウォーターサーバーを自宅に置く優先度がさほど高くない方もいらっしゃることでしょう。
一人暮らしという状況に加えて、上記にあげた特徴項目に該当する数が多ければ多い程、ウォーターサーバーはいらない可能性が高いです。

とはいえ、自分は一人暮らしだからウォーターサーバーはいらないと思いながらも気になる方は、まずは費用を見積もってみてください。
ウォーターサーバーがいる人の特徴
「ウォーターサーバーの購入検討をおすすめする人」の特徴は下記の通りです。
おすすめする人の特徴
- 自宅にいる時間が長い人
- (自宅にいる時間の長さを問わず)日頃から水を良く飲む人
- 節約のため常にマイボトルを持ち歩いている人、持ち歩きたいと思っている人
- ペットボトルの水を定期購入している人
- 自炊の頻度が多い人
- 自宅でお湯を沸かす頻度が多い人(即席麺やコーヒー、紅茶、お茶など)
単に家にいる時間が長いかどうかではなく、家の中か外かを問わず日頃から水を飲む習慣が備わっている方は都度外で飲み物を購入したり、定期購入するよりもウォーターサーバーを利用する方がお得になるかもしれません。
また一般的なウォーターサーバーの良さとしてあげられるのは、冷水を飲めることだけではなく、湯水も簡単に生成できることです。
自炊にこだわり外食頻度の少ない方や、日常的にお湯をわかす場面が多い方にもウォーターサーバーはおすすめです。
近年在宅ワークをする方が日に日に増えてきました。
「ウォーターサーバーがあったらな…」なんて思うことはありませんでしたか?
上記にあげた特徴項目に該当する数が多ければ多いほど、ウォーターサーバーの利用を前向きに検討する方が家計がお得になる可能性があります。

ウォーターサーバーの種類や求める機能の充実度合い、サイズによって料金に差があるため予算内で1度検討・比較することをおすすめします。
参考ウォーターサーバーって必要?いらない?一人暮らしや赤ちゃんなどシーン別に解説
一人暮らしの向け|ウォーターサーバーがいらなかったとならないための選び方のコツ

一人暮らしには、ウォーターサーバーがいらないという意見が生まれる原因の一部は、そもそも選び方を誤っているケースもあります。
そこで、前向きにウォーターサーバーを検討している一人暮らしが、「一人暮らしにはウォーターサーバーがいらない」という後悔をしないためのポイントを解説します。
「一人暮らしにはウォーターサーバーがいらない」という後悔をしないためのポイント
- 1ヶ月で使用する、飲む水の量を把握する
- 置き場所を事前に確保しておく
- 注文ノルマや配送に踊らされることがないように選ぶ
- 一人でボトルを交換することを考えて選ぶ
- おいしい水を選ぶ
参考一人暮らしにウォーターサーバーはいらない?|後悔しない選び方
【1】1ヶ月で使用する、飲む水の量を把握する
水の消費ペースや消費量を知りウォーターサーバーの必要性をはかるために、1ヶ月間に飲み水や調理用として使う水の量を把握することをおすすめします。
ウォーターサーバーを利用するにしても、ボトルサイズやタイプはメーカーや機種によって異なります。
またボトルの購入にあたっては、月々に購入のノルマがあるタイプとノルマがないタイプがあります。
一人暮らしの方は水を余らせてしまう可能性が高いです。

少々面倒にも感じられるかもしれませんが、ウォーターサーバーの利用を後悔しないために、1ヶ月だけ水の消費量を管理し把握することから始めてみましょう。
【2】置き場所を事前に確保しておく
ウォーターサーバーの利用に際して邪魔になることを不安視している方は、卓上型タイプにしろ置型タイプにしろ、少しゆとりをもって置き場所を確保するようにしましょう。
通常ウォーターサーバーを利用する際に、激しく水が溢れたり汚れたりすることはあまり考えられませんが、スペースの確保だけでなくウォーターサーバーを置く周囲にあるものとの相性も考慮しましょう。
例えば、わかっていながらもやってしまいがちな気をつけるべき点としては「コンセントの配置ミス」や「コンセントの取り合い」です。
またウォーターサーバーを利用するうえでは本体の置き場スペースだけでなく、ボトルの置き場スペースも必要となります。
ウォーターサーバーの置き場を加味した選ぶポイント
1人暮らしでボトルの置き場スペースの確保が難しい方は、コンパクトなパック型タイプの水を取り寄せることも方法の1つです。
以上で紹介したウォーターサーバーのスペースを選ぶ際の注意点をまとめると下記の3点があげられます。
- ゆとりをもって置き場所を確保する
- コンセントの配置や周囲に置いているものとの兼ね合いに注意する
- ウォーターサーバー本体の置き場以外にボトルの置き場の確保にも注意する
(ボトルの置き場に困る方は、パック型の水の注文を選ぶことも方法の1つ)
どれも言われると当たり前に感じることばかりですが、置き場所の落とし穴にはまってしまうことは決して他人事ではないので注意しましょう。
【3】注文ノルマや配送に踊らされることがないように選ぶ
一人暮らしの方がウォーターサーバーを定期購入した場合、水を使い切れず家にボトルが貯まっていく、というケースが懸念されます。
一人でも水の消費量には不安がないという方を除き、水のストックがある場合には極力、配送をスキップできるタイプのものを選ぶことをおすすめします。
また、一人暮らしの場合は不在であることも多く見込まれるため、必要に応じて配送のタイミングや必要本数を調整できる柔軟性の高いサービスを利用することがおすすめです。
【4】一人でボトルを交換することを考えて選ぶ
ウォーターサーバーは設置した水がなくなり次第ボトルを自分で交換する必要があるため、女性や高齢の方は注意して下さい。
なぜなら、通常ボトルは12リットル程が平均的な重さであり、重いものだと18リットル程のものもあります。
その他には、10リットル未満のミニボトルタイプがあります。
毎日のように取り替えるわけでもなく、特に一人暮らしの場合は水の減りがさほど早くないことから見てもさほどの負担と感じることはないかと思います。

しかし、使い方は簡単でも水の交換や、管理が必要であることを頭に入れて選ぶようにしてください。
参考ウォーターサーバーが必要な人いらない人の違いとは?その理由を紹介
【5】おいしい水を選ぶ
ウォーターサーバーを利用することにより、自宅でいつでも簡単に水を飲めることだけでなく、美味しい水を飲めることもメリットの1つです。
一人暮らしでウォーターサーバーを利用したいと考えている方の中には、水へのこだわりが強い方もいることでしょう。
ミネラル豊富な天然水を各メーカー共に複数種類取り揃えているため、せっかくの機会に美味しい水にこだわって購入することもおすすめです。
味にこだわりがないという方は、清浄性の高さにこだわったコスパの良いRO水がおすすめです。
まとめ|一人暮らしにウォーターサーバーはいる?いらない?

今回は一人暮らしにウォーターサーバーはいらないという意見を参考に、一人暮らしにおすすめのウォーターサーバーの特徴を紹介しました。
ウォーターサーバーがいらない一人暮らしの人
・水道水で十分
・ウォーターサーバーを置くスペースがない
・家にいる時間が少ない
・できるだけ支出を抑えたい
いらない、もしくは設置できない理由によっては、原因となる問題を解決しているウォーターサーバーがいくつもあります。
そういった意味では、一人暮らしでもウォーターサーバーを設置しやすくなりました。
一人暮らしでもウォーターサーバーがあったほうが良い人
・ミネラルウォーターなどの水を買っている
・水を使う機会が多い(料理など)
・温水を使うことが多い
一人暮らしの方も、色々なメーカーや機種を見比べてみると自身のライフスタイルに合った最適なウォーターサーバーが見つかるはずです。
日刊ゲンダイウォーターサーバーNAVI編集者の
一人暮らし向けウォーターサーバーおすすめ記事
参考一人暮らしだとウォーターサーバーはいらない?理由も含めて詳しく解説
「一人暮らしでウォーターサーバーの置くスペースがないからいらないかも?」と考えている場合はコンパクトな卓上型ウォーターサーバーを検討してみることをおすすめします。